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- 1 : ノイズf(アラバマ州)[sage]:2009/10/04(日) 04:00:57.89 ID:EemoM+tw
- 読売新聞
---------- 廃止のはずの「後期高齢者」当面維持…長妻厚労相 長妻厚生労働相は3日、民主党が先の衆院選の政権公約(マニフェスト)で掲げた現在 の後期高齢者医療制度の廃止問題について、もとの老人保健制度(老健)は復活させず、 新制度を創設するとともに、来年度中の現行制度の廃止は断念する方針を固めた。 複数の政府関係者が明らかにした。 民主党内には、政権交代を印象づけるため、現行制度の早期廃止を目指す意見もある。 しかし、それには老健復活が前提となり、長妻厚労相としては、全国の自治体や医療関係 者の反対が強い旧制度復活は現実的でないとして、時間をかけて新制度を策定し、移行す る方針を固めたものだ。 関係者によると、長妻氏はすでに先週、「新たな制度の案を二つ検討するよう」省内の 担当者に指示。これに伴い、今月26日にも召集が予定される次期臨時国会と、来年の通 常国会への廃止法案の提出は見送られることになった。 民主党は昨年6月、後期高齢者医療制度を即時廃止し、老健を復活させる法案を、社民、 国民新、共産の3党とともに参院で可決。マニフェストでも現行制度の廃止を掲げた。長 妻氏も就任後の記者会見で廃止を明言したため、代わりの制度として老健が復活するのか どうか、注目されていた。 老健制度に戻さない最大の理由は、運営主体が都道府県ごとの広域連合から市町村に戻 り、事務作業が膨大になるなどとして、市町村などからすでに反対意見が出ているためだ。 長妻氏は今後、自治体の意見なども考慮し、マニフェストで掲げた国民健康保険と被用 者保険を統合する「地域保険」の制度設計に着手するものとみられる。 ただ、民主党内ではなお、老健復活を盛り込んだ廃止法案を臨時国会か通常国会に提出 するよう求める声がある。連立を組む社民、国民新両党も同様の立場で、調整は難航する 可能性もある。 ---------- http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091003-OYT1T01106.htm
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