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- 1 :きのこ記者φ ★[]:2009/06/12(金) 15:48:55 ID:???
- ・過熱するハイブリッド市場
ホンダ・インサイト対トヨタ・プリウスの戦いが激化している。それもあり得ないぐらいの激しさで。 百獣の王ライオンはどんな獲物でも全力で斃すといわれるが、圧倒的な力を持つトヨタの、 ホンダ・インサイト叩きは異様な様相を呈している。 確かに、3代目プリウスの発売に先行して、ホンダ・インサイトは絶好調ともいえる受注状況になった。 それに対し、トヨタは常識では考えられない手段をとった。 旧型となる2代目プリウスを40万円以上も大幅値下げして販売を継続。 さらには、新型の3代目プリウスの最低価格を極めて低廉に設定した。 消費財などの場合は、大きなシェアを持つリーダー企業が、当該カテゴリーにチャレンジャーが参入してきた時、 その出鼻をくじくため、発売のタイミングでキャンペーン的に値引きをすることはある。 このコラムでも以前、キリンビバレッジ「潤る茶(うるるちゃ)」と日本コカ・コーラ「爽健美茶」の戦いを紹介した。 しかし、一度購入してしまえば反復購入が望めない耐久消費財である自動車で、 一過性のキャンペーンではなく、定価そのものを引き下げるというのは、筆者は聞いたことがない。 トヨタが、ハイブリッド車市場を一部たりとも明け渡す意志のない現れだろう。 価格の問題だけではない。ダイヤモンドオンラインの記事「業界騒然!ホンダ「インサイト」をコケにする トヨタ「プリウス」の容赦ない“比較戦略” 」は、トヨタの凄まじい意志が伝わってくる。 ・虎の尾を踏まれたトヨタの反撃 記事によると、2009年5月18日にメディア向けに行われたプリウスの発表会において、 寸劇と配付資料で、ホンダ・インサイトという明示はしないものの、 明らかにそれとわかる内容でトヨタのプリウスとの比較を行ったというのだ。 例えば配布資料に掲載されている漫画では、ストロングHVはエンジン役もモーター役も 競技用自転車のレーサージャージを着た若くて筋骨隆々のたくましい男性。 一方のマイルドHVは、チノパンにシャツ姿で眼鏡をかけた頼りないおじさんがエンジン役、 そしてモーター役は「自分ひとりではまだ走れない」と言う「マイルドモーターちゃん」なる幼い男の子が務め、 2人でペダルをごくという図式だったという。 露骨に、自社のシステムが優れており、他方がダメダメであるかを、コッテリたっぷり伝えたのだ。 (>>2 以下に続きます) http://globis.jp/972-1
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